あがりを抑えるリハーサルと考え方

では、あがりを適度に抑えるためにはどうすればよいのか? あがりを抑える一番の方法は、リハーサルを繰り返すこと。あがりの程度と、リハーサルの量は反比例すると言えるでしょう。10回、20回とリハーサルをこなしていけば、本番も口が勝手にしゃべってくれるところまで到達します。

リハーサルが重要だというのは、あなたもご存じのとおり。「リハーサルが大事なのはわかるけど、それが十分にできない状況のときもあるし、即興で出番が来たときなどの対策も教えてほしい」というのが本音でしょう。わかりました。では、あがりを抑えるのに効果的な「考え方」を2つご紹介したいと思います。

考え方1:かしこまって話そうとし過ぎない

あまりにかしこまりすぎるのは逆効果になることも多々あります
大勢の前で話すときには、「よりフォーマルな態度・口調で話さなければならないのではないか?」と思っていませんか? もちろん、それが求められるシーンもありますが、そういうシーンは意外と少ないもの。

普段、ちょっと目上の人に話すくらいの丁寧さがあれば十分な場面がほとんどです。それなのに必要以上にかしこまって、普段使わないような言葉遣いで話そうとする。そして、つまずく。

たとえ、かしこまった口調のまま話せたとしても、意外と評価が高くないこともあります。というのは、過度のかしこまった口調は、その人から「自然と話している感じ」を削ぎ落としてしまいます。何か、心から出てきた言葉のような感じがしなくなってしまう。うまくやらないと、そういうリスクを抱えてしまうのです。

今回のプレゼンテーションにおいて、どれくらいのかしこまった口調が求められているのかちょっと見直してみると、心理的なハードルが下がり、あがりが抑えられることが多くあります。