ビジネスでの自己紹介、基本ポイント4つ:姿勢、表情、話し方、内容
第一印象を決定づける自己紹介では、挨拶をしっかりと
ドキドキの初出社。まずは第一印象を決定づける、自己紹介をきちんとしたいですね。自己紹介は、あなたの第一印象が決まる大事な儀式。名前だけをボソっと伝えても、誰もあなたの顔と名前を覚えてはくれません。以下のポイントに気をつけましょう。
■気をつけたいポイント
- 背筋を伸ばして、丁寧にお辞儀をします。
- 口角を上げて、さわやかな笑顔で。
- 相手が聞き取りやすいスピードを心がけ、語尾まできちんと話します。
- 自分の名前や特徴、特技やエピソードなどを織り交ぜて話すと、印象に残りやすくなります。
基本的な自己紹介例
<例>「こんにちは。はじめまして。美月あきこと申します。みづきは、よく『水』に樹木の『木』と間違えられるのですが、美しい月と書きます。芸名かとよく言われますが、残念ながら芸名ではありません(笑)。出身の○○県では、結構多い名前です。覚えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします」
■挨拶
こんにちは。はじめまして
→まず、呼びかけの挨拶です。笑顔を忘れないように。
■名前
美月あきこと申します。
→フルネームで言います。下の名前が一緒とか、珍しい名前など、名前から話題が広がることもありますよ。
■印象付ける言葉
みづきは、よく『水』に樹木の『木』と間違えられるのですが、美しい月と書きます。芸名かとよく言われますが、残念ながら芸名ではありません(笑)。出身の○○県では、結構多い名前です。覚えていただけると嬉しいです。
→印象に残るような言葉やエピソードを手短かに加えるだけで、覚えてもらいやすくなります。
■結び
よろしくお願いいたします。
→語尾まで、はっきりと。最後まできちんと話すことで、快活な印象を残せます。
状況別自己紹介(1)社内・社外
あっさりしすぎず、長くならず、必要なことをコンパクトにまとめて
<例文>
「はじめまして。人事部からこちらの海外事業部に異動になりました、美月あきこと申します。営業は初めてなので、わからないことも多いと思います。がんばりますので、ご指導のほど、よろしくお願いいたします」
<ポイント>
配属先と名前を伝えます。異動の場合は、どこの部署(支社)から来たのかも付け加えましょう。最後に「がんばります」という、仕事に対する意気込みをつけると印象がアップします。
■社外の人に自己紹介
<例文>
「はじめてお目にかかります。○○社の海外事業部の美月あきこと申します。よろしくお願いします」
→会社名、担当部署、名前を伝えます。
状況別自己紹介(2)大人数・1人ずつ
1人1人の目を見て、真摯な気持ちで自己紹介が一番
■大人数の前で自己紹介
部署全体の人に向って自己紹介をするときなど、わざわざみんなの時間を割いてもらっているわけですから、趣味や特技など印象に残る一言を添えつつも、話しは短めに。
■1人1人の机を回っての自己紹介
「お忙しいところ恐縮です。はじめまして。美月あきこと申します。よろしくお願いいたします」など簡潔に。もちろん、笑顔でその人の目を見て話します。相手が忙しそうにしている場合は、「あらためます」と言って後にするか、短く切り上げるようにします。
自己紹介の印象が良いと、何か声をかけてもらいやすくなります。ビジネスシーンでは良い印象であることが仕事につながることさえあります。でも、なかには人前は苦手という人もいますよね。何か芸を披露しなくてはいけないわけではありませんから、基本的には真摯な態度で臨めば大丈夫ですよ。
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