己を知ることはプロの第一歩だ
アセスメントツールを活用して、自己理解をすることは未来のビジョン、ゴールを設定する上での第一歩です。プロはいつも客観的に己のレベルを把握して自分が目指すゴールに対し、何をすれば達成できるかを常日頃考えています。また、ライバルを意識し相対的な競争優位が築けるように、日々努力していくのです。そういう意味で己の能力を「見える化」することは具体的な目標設定が可能になり、アクションプランが作れます。
例えば、健康診断データの活用をイメージして下さい。健康を構成する諸々の数値がフィードバックされ、平均的な数字で問題がなければよいのですが、それを上回ったりすると、印がついたり要検査などのコメントがあります。
その場合、健康と関連する生活習慣、バロメーターとして、食事の回数や内容、睡眠時間、運動の頻度や量、飲酒や喫煙などに関して新しい行動を始め、習慣化していきます。1年後の健診データにより、その成果を見ることができます。
ビジョンをより具体的にするためにはデータが必要。ビジョンにデータが加わったものがゴール(目標)です。ゴール(目標)が定まれば、あとは継続的なアクションを愚直に実行するのみです。