具体的な不況対策が必要
「今一番ストレスを感じるものは?」というアンケートを「あなたの一票」で実施しました。結果は、「経済問題」がダントツ。過半数を超えています。急激な景気悪化の影響が、現われてきているものと思います。今月発表された景気動向指数によると、下落傾向には歯止めがかかったようですが、景気が復調へ向かっても、下落幅が大きかったことから当面低い水準のまま横ばいを続ける可能性が大きいようです。昨年10月、リーマンショックに端を発した世界同時金融危機を受けて、景気後退に備えるための対策を緊急テーマとした記事を連載しました。不況が深刻化していることから、さらに具体的な対策について考えてみましょう。
アメリカに端を発した金融不安が、世界的な金融市場の混乱へ発展。日本も景気後退が避けられません。今後、企業倒産が増えていく中、万が一の事態にどう備えるか、リスク管理の観点から考えます。