自分を知る
あなたのマンション購入は何のため? |
目的と同じくらい大切なのは、購入予算の明確化です。絞り込んだお気に入りのマンションを前に決断できない方が時々いらっしゃいますが、決められない理由は、ご自身の購入予算の不明確さです。予算がわからないということは、住宅ローンを返していけるかどうかわからないということ。不安が先に立ち決断できないのは当然です。迷っているうちにタイミングを逸してしまうのです。
自分を知るとは、自分のマンション購入の目的やマンションに対する要望と適正な購入予算を把握するということです。二つ目の「知る」は、「相手を知る」です。
相手を知る
相手を知るとは、購入するマンションを知るということ。さらにマンションにかかわる相手、売主や販売会社、施行会社、管理会社などを知ることです。
相手に関する情報を収集して分析し、または他者と比較し、先に把握した自分の希望と相手の条件がマッチングするかどうかを見極めます。相手の研究が必要です。
モデルルームや現地を見学する、さらに他のマンションと比較検討して自分の希望に合致しているかを確認します。不明な点は徹底的に聞き出して疑問を解消する。自分で積極的に行動することがポイントです。最後の知るは「世間を知る」です。
世間を知る
これは購入のタイミングを確認するために必要です。景気動向や金利の動き、税制などの情報に敏感になっておきましょう。先にお話したように、税制優遇があるから買い時だとは言い切れません。あなたの買い時はあなたの条件で判断します。大切なのは、あなたの希望にぴったりのマンションと出会うことです。
ジャストサイズのマンションと巡り合ったときに、いつでも判断と行動ができるよう、自分を知り、マンション購入を取り巻く環境を知って準備を整えておきましょう。