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伝説の起業家25人の素顔 アメリカンドリームの軌跡

モルガン、カーネギー、ビル・ゲイツ、ロックフェラー、フォード、ディズニー、グローブなど、アメリカの「伝説」25人の起業家の波乱に満ちた生涯を描く。

中野 裕哲

執筆者:中野 裕哲

起業・独立のノウハウガイド

アメリカンドリームの軌跡
著 者  HWブランズ
価 格  ¥1,800
単行本  528 p
出版日  2001/09/10
出版社  英治出版
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<お勧めのワケ>
 
成功者の物語はいろいろありますが、どの物語も成功する秘訣として“ビジョンを描くこと”の大切さを説いています。例えば、本書でも成功者を際立たせるのは独創的なビジョン”を描く力としています。

他にも、以前紹介した「イヌが教えるお金持ちになる方法」という本ではお金持ちになる方法は、やりたいことの絵を描いたり、欲しいものの写真を眺めたりすることだと薦めています。

皆がビジョンを描くことの重要性を説くのに、実際にこれを描ける人が少ないのはなぜでしょう。それだけ難しいということなのでしょう。

ビジョンを描くことは、真っ白なキャンパスに自由に絵を描くことに似ています。皆さんは自分の未来の姿をどんな風に描きますか?絵心は別としても結構難しいものがあります。

この時のポイントは、変な制約を勝手に設けないことです。例えば、私は仕事柄、起業家候補の方にたくさん会います。そういう皆さんには「どんな会社が作りたいですか?」と聞くことがよくあります。

その時“自由に”って言うのに、制約をつける人が多いのです。「こんな業界にいたから」とか「こんな資格があるから」とか。「何をやりたいか?」を聞いてるのに「何が出来るか?」を考えてるんですね。

せっかくリスクをとって起業するのです。好きなことをやってほしいものですが、そうならないのは、自分の未来に勝手に足かせをはめてしまうからではないでしょうか?

制約はどうせ後で考えるのです。まずは「どうなりたいのか?」をとことん考えてみましょう。子供には無限の可能性があると言いますが、大人にだって、結構可能性はあるものだと思いますが。

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