自分の人脈を整理・分類してみよう!
人脈は、フリーの命です。 |
“友達何人いるかな?”というレベルから、仕事に直結する“ブレーン”、将来のクライアント予備軍に至るまで。独立を考えたなら、一度、自分の人脈を整理して一覧表を作り、独立後の協力者、支援者といった視点で見直してみましょう。
先ず、友人知人、同僚、名刺交換をしたことのある取引関係者などのデータを集めます。年賀状、住所録、名刺等が、そのデータソースになりますね。
次に、表作成ソフトで一覧表のフォーマットを作ります。以下に、分類方法の参考例を挙げますが、業界や仕事内容の特徴に合わせて、分類や情報項目はそれぞれ工夫をしてみて下さい。
■人脈の分類方法の例
1.人脈をカテゴリ分けする
・友人、知人(プライベート)
・仕事仲間、同僚、外注先の担当者(現在の仕事の関係者)
・取引先の担当者(現在の仕事のクライアント)
※名刺交換しただけで終っている人も、上記のカテゴリに振り分けてみましょう。
2.入力する情報項目
・基本の情報項目:名前、業種、職種、勤務先、連絡先、住所
・有資格者:税理士、公認会計士、弁護士、社会保険労務士、不動産鑑定士、ファイナンシャル・プランナー、中小企業診断士等、専門資格をもっている人がいないかをチェック。
※税理士、弁護士が、家族や友人知人(又はその家族)にいると独立後とても助かります。
・協力度のレベル:何かを頼んだら、無償でも協力してくれる人、それなりに協力はしてくれる人、協力をお願いするのにお礼が必要な人等、相手の協力度も分かるようにしておきましょう。
整理分類すると、自分の人脈がどの分野に強く、また不足しているのはどの部分なのかが、より明確になってきます。独立するには、先ず必要なのが、仕事を発注してくれるクライアントです。次に大切なのが、仕事仲間を含めて、業界にどれだけ人的ネットワークがあるかです。
一覧表を作る作業を通して、独立に必要な人脈を自分が持っているかどうか、かなり客観的に見えてくるはずです。
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