ホームページは差別化が肝!
株式会社レバレッジの目を引くホームページ |
ガイド:どうして、ホームページを差別化しようとしたのですか?
只石社長:日本だけでも400万社以上の企業があります。今や、その企業のほとんどがHPを持つ時代になってきています。そして、先行する企業においては、商品やサービス毎に複数のHPを持つ状況。そんな、数あるサイトの中で、埋没したくなかったというのがまずあげられます。特に、求人の予算がない中、これからの買い手市場のリクルーティングにおいて、大手には勝てないという脅威を感じていました。そこで、せめて、私どもの強みであるホームページのデザインで目立とうと思い、差別化することを思いつきました。今では、インターネットを通じていかに『他社と差別化するか?』のノウハウが蓄積され、企業のブランディング支援が弊社のビジネスになっています。
ガイド:差別化のためのホームページを制作するためにどんなコンセプト作りから始められたのですか?
只石社長:まずばっさりと全てを切り捨てるような仮説を立てました。それは、『そもそも、ユーザーはHPをちゃんと見ない』という仮説です。これを前提に、1秒でも長く見てもらえる構成にするよう考えました。そのためには、「株式会社レバレッジ=面白そうな企業」というイメージ戦略の実現をめざしました。その要素として、これらは私の会社の面白い社内ルールなどを前面に押し出しています。今では、自社のホームページに載せたい一心で、社員が面白い提案をする頻度が増え、それがクライアントへの提案にも繋がるという、思わぬ相乗効果が生まれてきています。
ガイド:確かに社内ルールを前面に押し出すようなホームページは見たことがないですね。ちなみにホームページの構築で一番力を注いだこととは?
只石社長:ウェブ作成技術が進歩し、デザインがすごく綺麗で作り込まれたホームページは数多く存在しています。そういう、デザイン力で勝とうとするのは難しく、また個人の好みもあるので差別化はなかなか難しいのが実情です。そこで、僕らの会社にしかない資源をより深く知ってもらうとしました。例えば、SEOの実績紹介をしているページでは、僕らの制度を造語にて、ヤフーやグーグルといった誰でも知っている検索エンジンで1位表示させることで、その言葉に重みを持たせました。ほとんど造語なので、1位を取るのは実は簡単。でも、その結果を表示することによる注目度アップの効果は非常に高く結果が出たと言えます。
>様々な方法で自社ホームページの差別化を進めた只石社長。次のページではその結果について伺ってみます。