起業・会社設立のノウハウ/起業・独立事例

飲食店開業を支援する社長にインタビュー(3ページ目)

外資系コンサルティング会社勤務から一転、愛着のある飲食業をサポートする事業を立ち上げた藤代真一社長にインタビュー!

執筆者:日下 康幸

起業の現実を知る

オフィス
シンクロ・フードオフィス風景
サラリーマン生活3年半で起業に踏み切った藤代社長の起業の現実について伺ってみましょう。

ガイド:起業するまでに苦労した点は?

藤代社長:起業するということの何もかもが初めての経験だったので、大変だったと思いますが、それ以上に起業後の苦労に上書きされて、忘れてしまいました(笑)。

ガイド:起業してから一番苦労した点はなんですか?

藤代社長:単純になかなか売上が上がらなかったこと。これが一番きつかったです。初売上は、起業してから5か月後の1万円でした。このときの喜びは、忘れることはできないし、忘れてはいけないものだと思っています。

ガイド:前職は外資系のコンサルティングファームという藤代社長ですが、サラリーマン生活で起業とその後のビジネス活動に役立ったことはありますか?

藤代社長:webの知識など挙げればいろいろありますが、一番大きいのはその時培った人脈ですね。中には、IPOを果たした同期もいて、今でも外部ブレインとして助けてもらったりしています。

ガイド:今考えて、起業のタイミングは正解でしたか?不正解でしたか?

藤代社長:不正解だったとしても、過去に戻ることはできないので、正解だったと思い込んでいます。

ガイド:起業前に想像した自分と、今の自分は同じですか?それとも違っていますか?

藤代社長:昔も今も根本的な部分は全く変わっていないと思っています。ただ粘り強さは備わってきたと思いますね。「きついなー」、ってことも粘り強く向き合っていると、いつか道は開けるものだということを身を持って経験していく中で、その力が備わったと思います。

次のページでは藤代社長のプライベートに迫ってみましょう。
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