起業・会社設立のノウハウ/起業・独立開業の準備

円満退職する!ポイントと退職願の書き方(2ページ目)

起業を決意したあなたにとって、どう今の会社を辞めるかは頭を悩ます要因。「もう辞めてしまう会社だし……。」という気にもなりがち。でも、ちょっと待った!円満退職は今後のあなたにとって大事なステップです。

執筆者:日下 康幸

円満退社するためには

上司と話す
しっかり上司に退職の意思を伝えよう
前のページで述べたように、円満退社の秘訣は、上司の理解と上手い引継ぎにかかっています。この二つの要素を上手く解決し円満退職を目指しましょう。

まずは上司の理解を得る
起業しようと思う向上心の強いあなたはきっと会社でも頼りにされているはず。あなたの直属の上司にとってあなたの退社は、できればやめて欲しいはず。つまり関係がこじれやすい状況なのです。この上司との関係を上手く繋げたまま退職するには、かなりの時間をかけてあなたの起業の意思を伝えていくこと。そしてあなたの応援者にしていくことです。最低でも退職の3ヶ月前から開始すべきでしょう。3ヶ月前から意思表示できればあなたの上司もあなたの後任を見つけたり、組織の改変についてイメージを膨らませる余裕が持てます。

仕事の引継ぎを完璧に
最も嫌われる退職は引継ぎなしに辞めていくことです。辞めていった人の仕事がばったりと途絶えてしまいます。あなたのやっている仕事の特殊性やボリュームによってきっと後任者が見つかる時間や引継ぎに必要な時間は変わってくるでしょう。このスケジュール感を正しく把握し、抜け目なく引き継ぎを行うことで、あなたの信頼度がアップします。

次のページでは退職届の書き方について説明します。
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