起業・会社設立のノウハウ/事業計画書・ビジネスプラン

事業計画書を作る(2ページ目)

なんだか面倒くさそうな事業計画書。しかし、この事業計画書があなたの起業をサポートする最大のツールになります。まずは事業計画書は何かを理解しましょう。

執筆者:日下 康幸

事業計画作成に必要な要素

紙
一度自分の頭の中身を吐き出そう
一般的な事業計画書を作る際に盛り込む必要がある要素を挙げると、
1.事業の目的
2.事業内容
3.市場環境
4.経営計画
5.資金調達
6.損益・収支計画

これらの詳細は次回以降の記事に記させていただきますが、まずはそれぞれのエッセンスについて簡単にまとめて見ましょう。

1.事業の目的
なぜあなたがこの事業を行うのか?その結果どうなるのか?社会的な理由やビジネスとしての理由、そしてそれによって誰にどんなメリットを提供するのかを明確に書きましょう。

2.事業内容
あなたが事業の目的を達成するために実施する事業の内容、流れを書きます。ポイントとしては、
・どのような顧客に対して、
・どのようなサービスや商品を
・どのような業態で提供していくのか
と言うことをわかりやすく記述しましょう。

3.市場環境
あなたの事業が参入しようとしている市場の分析について、
・どれぐらいの市場規模があるのか
・その市場は今後どのように成長・衰退するのか
・その市場はどのような特徴・特色があるのか
・その市場にどのような競合が存在しているのか
・その市場にあなたの事業はどのように食い込みどのようなボリュームのビジネスを獲得できるのか
についてまとめてみましょう。

次は皆さんが事業計画を作るにあたって一番面倒だと思う経営計画から説明します。
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