起業・会社設立のノウハウ/会社設立・登記、物件選びの方法

会社名、それでいいの?

事業計画を作るにあたって、会社名や事業名が決まっていないとなかなか本腰が入らないもの。これからあなたの看板になり、そしてブランド化していく会社名の付け方について考えてみましょう。

執筆者:日下 康幸


会社名って決めた?

他社名分析
他社の名前を見返して考えてみるのも参考になる

事業計画を作るにあたって、会社名や事業名が決まっていないとなかなか本腰が入らないもの。これからあなたの看板になり、そしてブランド化していく会社名をあなたがつけるのです。会社名の付け方について考えて行きましょう。

まずは他社の社名を見てみよう
会社名の名づけ方には色々な例があります。ネーミングの特徴からグループ分けをしてみましょう。
1.創業者の名前をそのまま会社名にする場合
例:松下電器、ホンダ、ちょっとひねってますがブリヂストン
2.製品名を会社名とする場合
例:Mixi、Kakaku.com、オラクル
3.企業理念やサービスを連想するワードまたは造語
例:All About、SoftBank、Docomo

あなたが有名人であれば自分の名前を名づけるのはとても効果的なことです。例えば、日本一有名なコンサルタント大前研一さんは自分の名前を冠に掲げた会社名を採択されています。また神田うのさんは自分の名前「uno」を入れたブランドでドレスやジュエリーを展開しています。

これから起業するあなたがこんな有名人な場合は本当に稀で、現実は無名の看板と共に起業に踏み出す状態でしょう。そんな場合に有利なのは、売っていく製品やサービスと同じにするか、会社の理念やサービスを伝えやすい名称にする事だと思います。

次のページでは、実際に起業してみて気づいた会社名を決める際のポイントを挙げてみます。
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