共同経営者がいる利点
悩みは仲間と解決 |
苦手分野を補える
サラリーマン時代、ものづくり、営業、経理、人事、総務などひとつの会社に必要な業務を全て実践で経験したことがある人がそう多くはないと思います。やはり経験がなかったり、やったことがあっても不確かな業務は誰にでもあるものです。苦手な業務を手探りで行うのは、立上げ時期の休みなく働き続けるあなたに相当な精神的負担をかけます。その苦手分野をカバーしてくれる人を共同経営者に迎え入れることで、あなたは自分の能力を如何なく発揮できる分野に注力することができるようになるでしょう。
コネクションが増える
立上げ時期のあなたの会社にとって、モノを売るにも、知名度を向上させるにしてもコネクションほど大事なものはありません。しかし、仕事につながるコネクションを広げていくのは至難の業。私自身も前職の仕事柄お付き合いさせていただいている人の数はかなり多かったと思いますが、新しいビジネスに直接つながる人はと考えると本当にわずかでした。特にマスメディア系でのコネクションは皆無。自社や製品の宣伝をするのは頭を悩めていました。このような問題の解決方法として、自分の欲しいコネクションを持った人を共同経営者に迎えいれるということをおすすめします。
効率よく業務をこなすことができる
当然ですが人数が増えると手数が増えます。一人の限界より複数人の限界の方が高くなります。また三人寄れば文殊の知恵といったアイデアも浮かびます。一人で悩みこむより苦労を分かち合える仲間が居るほうがきっと色々なことを進めて行きやすくなるでしょう。
資金が増える
事業を始めるためにはが資金が必要です。当然ですが一人で出資する額より、多くの人で出資をする方が立上資金は多くなります。計画上必要な額を一人で出資できずあきらめていた事業でも、資本が集まれば実現できるかも知れません。
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