起業の形態:結論は?
名刺を受取った時、安心な企業形態は… |
株式会社かLLCという事については、これから自分がコントロール可能な会社を作ろうとしている起業家の方にとって、自分以外の出資者が出資額に関係なく出資さえしていれば同等の権限を有するLLCには抵抗を感じるのではないでしょうか?
私個人的には有限会社が無くなった今、ジョイントベンチャーやフリーのデザイナーやプログラマーのような個人事業主が複数名で対等な立場を維持し起業するようなケースで無い限り、信頼度も含め株式会社がいいのではないかと思います。
まとめ
私の場合も今回の記事のような判断により自分の会社は株式会社とすることを選択しました。起業後、クライアントとの新規取引開始にあたりスクリーニングを受けることがよくあるのですが、株式会社が1円で作れるようになったことにより、結果余計に資本金の額や実績が重視される傾向になっているように感じます。今後あなたが行っていく事業の内容や取引先の性質を判断し、最も適した事業形態や資本額を選択してください。
<関連リンク>
「会社法」について(法務省民事局 )
日本版LLP・LLCについて