起業・会社設立のノウハウ/会社設立・登記、物件選びの方法

起業する形態を考える(3ページ目)

独立する皆さんは、個人か法人か、法人化するなら株式会社かLLCかなんて頭を悩めていることでしょう。すっきりと自分向きの起業方法が見つかるよう、それぞれの特徴についてみていきましょう。

執筆者:日下 康幸

起業の形態:結論は?

名刺
名刺を受取った時、安心な企業形態は…
結局、手っ取り早く事業を開始するには個人。法人化するのであれば、株式会社か、LLCということになります。

株式会社かLLCという事については、これから自分がコントロール可能な会社を作ろうとしている起業家の方にとって、自分以外の出資者が出資額に関係なく出資さえしていれば同等の権限を有するLLCには抵抗を感じるのではないでしょうか?
私個人的には有限会社が無くなった今、ジョイントベンチャーやフリーのデザイナーやプログラマーのような個人事業主が複数名で対等な立場を維持し起業するようなケースで無い限り、信頼度も含め株式会社がいいのではないかと思います。

まとめ
私の場合も今回の記事のような判断により自分の会社は株式会社とすることを選択しました。起業後、クライアントとの新規取引開始にあたりスクリーニングを受けることがよくあるのですが、株式会社が1円で作れるようになったことにより、結果余計に資本金の額や実績が重視される傾向になっているように感じます。今後あなたが行っていく事業の内容や取引先の性質を判断し、最も適した事業形態や資本額を選択してください。

<関連リンク>
「会社法」について(法務省民事局 )
日本版LLP・LLCについて
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