プロジェクターが映らず冷汗が
プロジェクターが映らず冷汗が |
会場に入り、まず確認するのがプロジェクターとパソコンとの接触です。1時間前には会場入りして確認をしますが、時たま、接触がうまくいかない時があります。パソコンを再起動してうまくいく場合もありますが、なんとも仕方がない時は別のパソコンを手当してセミナーを行います。
ただパソコンにパワーポイントが入っていない場合があるので、「PowerPoint Viewer」をUSBやCD-ROMに入れて持参しておくことが大切です。もしくはパワーポイントをPDFに変換して入れておけば、あわてなくてすみます。
別のパソコンが手当できない場合はプロジェクターなしでやるしかありません。冷汗流しながらプレゼンしますので度胸はつきますが、肝心のプレゼンが失敗してしまったら目もあてられません。パソコンが不調になるリスク対策としてパワーポイントが入ったパソコン予備機を用意しておくことが鉄則です。
パソコンではなく会場のプロジェクターが不調な場合はどうしたらよいでしょうか。会場に代替機があればいいのですが、出払っている場合もあります。そこでマイ・プロジェクターをパソコンと共に持参される方がいますが、5kg以上の荷物はプレゼン前に疲れてしまいます。
持ち運びに苦にならないプロジェクターを探してみたところ世界最小のプロジェクターがありました。
世界最小のプロジェクター オプトマ PK101
携帯電話と大きさが変わらないプロジェクター |
大きさは50×103×15で、名前通りポケットに入れて持ち運びができます。重さは0.12kgしかありませんので、鞄に入れても気になりません。
中にはバッテリーが2つ入っていて、まずはバッテリーをプロジェクターに入れて充電します。USBケーブルを電源アダプタに接続して4時間でフル充電できます。約2時間の連続再生が可能ですが、プロジェクターに入るバッテリーは一つなので、もう一つは予備用に使えます。電源コードはありません。
PK101はパソコンに直接接続できない
PK101は携帯電話のようなパッケージに入っている |
PK101はパソコンに直接つなぐことはできず、パソコンをプロジェクターに接続するには別途ダウンスキャンコンバーターが必要です。パソコンから出たアナログRGBをコンポジットビデオ信号出力に変換しないと映りません。
この時にパッケージに入っているAVケーブルを使います。パソコンと接続するにはプロジェクターとコンバーターを持ち歩かないといけないので利便性は落ちます。ですがそれでも軽いですね。
オプトマ・ポケットプロジェクターPK101はエンターテインメント性を重視した設計で、iPodやデジカメとの接続に主眼をおいておりノートパソコンでの利用はあまり想定していません。明るさは10ルーメンで、実用的な投影距離が約1メートル程度ですので4,5人程度のプレゼンには最適です。