企業のIT活用/会計/確定申告・青色申告

白色申告から脱却 めざせ青色申告!(2ページ目)

まもなく確定申告シーズンです。現在は白色申告のあなた!平成17年度から青色申告特別控除額が65万円に引き上げられます。青色申告をめざしませんか。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

今年から青色申告にできるの?

青色申告に変えたいと思っても今年の確定申告には間に合いません。
青色申告はあらかじめ税務署へ申請が必要
青色申告はあらかじめ税務署へ申請が必要

青色申告に変えるにはあらかじめ税務署に申請しておかなければなりません。
次の確定申告を青色申告に変更したいと思えば今年の3月15日までに納税地の所轄税務署へ『所得税の青色承認申請書』を提出してください。

申請書を提出するのと同時に会計ソフトを導入し、日々の取引を記帳して次の確定申告にそなえることになります。

初心者向け会計ソフト

初心者向け会計ソフトが各社から発売されています。その中からいくつかご紹介します。

『JDL IBEX出納長X カジュアル』は『JDL IBEX出納長X』の機能限定版ですがサイトから無料でダウンロードできます。
機能限定版ですが一通り記帳ができます。ただし青色申告書などは出力できません。青色申告書などを出力する場合は『JDL IBEX出納長X』の購入が必要で、『JDL IBEX出納長X カジュアル』で入力したデータを連携できるようになっています。(個人事業主・法人向け)

『やよいの青色申告06』は個人事業主向けで、法人向けには『弥生会計スタンダード06』が出ています。それぞれ体験版をサイトからダウンロードできます。

『やるぞ!青色申告2006』は個人事業主向けで税理士事務所による無償サポートがついています。確定申告書(A・B)が不要であれば『やるぞ!青色申告2006ライト版』があります。

次の確定申告は青色申告で

会計ソフトをインストールした後、そのままでは使えませんのでまずは基本項目の設定作業が必要となります。

出てくる画面の流れに従って消費税や補助科目、期首残高の登録を行っていきます。
→ 会計ソフト導入の基礎知識 消費税の設定方法

あとは会計ソフトに日々の取引データを入力し会計データを蓄積していきます。また試算表の見方なども覚え経営に役立てましょう。

そして次回の確定申告は青色申告で申告しましょう。


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