貸借対照表の左側を見てください

賃借対照表の左側には、お金に換えた場合(売却など)に利益が生まれるもの=「含み益」と、損失が生じるもの=「含み損」があります。これらを会社の損益状況にうまく対応させて余裕資金を作る方法があります。それは「利益の平準化」と言われる方法です。

「含み益」で「利益を平準化」する方法

単に「含み益」を表面化しただけでは、税金が発生してしまいます。「含み益」で他の赤字を補填できれば課税を受けずにすむので、「含み益」が丸まる余裕資金となるでしょう。例えば、以下のようなものが「含み益」資産です。

・ 経費になって、お金が貯まるような保険。
・ 値上がりが期待できる、有価証券。
・ 値上がりが期待でき、書換えが可能なゴルフ会員権。
・ 値上がり益と運用益が期待できる建物や土地などの不動産。

「含み損」で「利益を平常化」

「含み損」を表面化しただけでは赤字がふくらむだけで、銀行などに対する信用力が低下してしまいます。「含み損」で他の黒字を相殺できれば課税を受けずにすむので、納税資金の分だけ余裕資金となるでしょう。例えば、以下のようなものが「含み損」資産です。

・退職金。
・値下がりしている土地建物。
・値下がりしている有価証券。
・不要な資産の除却および売却損。
・ 不良債権の処理にともなう損失。

>生命保険の有効活用