面接は「感情・声・体」を駆使して、相手の心に響かせるプレゼンテーション

感情・声・体
普段の魅力を最大限出せているかという視点で考えてみよう!
「内定っぽいものを貰った!」(この時期まだ「内定」という言葉は正式には使えない)という声がちらほら聞こえ出した。採用バブルの再来と呼ばれつつ、企業の採用活動は年々早まっている。

もうこの時期では、今からコツコツ「企業が求める力」を獲得するのは無理だ。もちろん、就職活動自体で自らを向上させることが出来るが、自己PRネタとしては使えない。よって、今の自分を企業にぶつけるしかない。自己PRを練るより、すでにあるものをより魅力的に伝える工夫の方が大切なのだ。

さて、ここで再確認しておきたい。
そもそも、面接って一体何なんだろうか?

もしかしたら君は、“面接は受けるもの”“面接はスピーチ”と勘違いしていいないだろうか? 否、面接は“会話”であり、“プレゼンテーション”だと思う。なぜならば、様々な企業の営業担当者と営業マンと同様、面接とは自分という人材を売り込み、理解させて、採用してもらう作業だからだ。よって、基本的なふるまい、つまり「感情・声・体」を駆使して、相手の心に響くプレゼンテーションをするノウハウこそ、実際面接で苦しむ学生にとって役立つのではないだろうか。

あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント
 
この難しい課題にヒントを教えてくれる本が、演出家である鴻上尚史さんが書いた、『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』である。この本は就職本でもなく、演劇のテクニック本でもなく、ビジネス本でもない。筆者曰く「よりよい人生を生きるため」の本。みなさんにとって就職活動は「よりより人生を生きるため」の行動の一つだ。自分の肌に合う会社、もしくは自分の将来に役立つ会社を探し、自分らしさを上手に表現し伝え、認めてもらう作業が就職活動だ。そのノウハウをプロの演出家が教えてくれるのだから、使わない手は無い。なぜなら役者こそ「感情・声・体」を駆使し、観客の心に響くプレゼンテーションを行っている職業なのだから。

今回は、『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』をベースに、「感情・声・体」を面接に生かすヒントを一緒に考えていくセッションである。

【目次】
  1. 「感情」で魅力を伝えるヒント:感情は伝わる
  2. 「感情」で魅力を伝えるヒント:感情は変わる
  3. 「感情」で魅力を伝えるヒント:感情を運動させる
  4. 「声」で魅力を伝えるヒント:声の大きさ・高さ
  5. 「声」で魅力を伝えるヒント:声の速さ・間
  6. 「体」で魅力を伝えるヒント:体の外側
  7. 「体」で魅力を伝えるヒント:体の内側


※次のページで、「感情」で魅力を伝えるヒント:感情は伝わることを学ぶ!