リーダーシップは結果ありきではありません

そもそも、リーダーシップって何だろう。

「リーダーシップとは、集団に目標達成を促すよう影響を与える能力である。(中略)管理職の地位には公式に与えられた一定の権限を伴うため、個人が組織内で有する地位の結果としてリーダーシップの役割を果たす場合もある。しかし全てのリーダーが必ずしも管理者ではなく、また管理者が必ずしもリーダーとは限らない。組織が管理者に一定の権利を与えたからといって、この管理者たちが効果的な指導者となれる保証はない。」(出典:『組織行動のマネジメント―入門から実践へ』ステファン・P.ロビンス)

ここではっきりと違いが示唆されている。

管理者=リーダーシップを持つ人とは限らないし、管理者以外の人がリーダーシップを持つこともありえるのだ。

EQパートナーズの安部哲也社長によると、リーダーシップは以下の3つの要素に分けることができる。
    • 絵を描く(Vision)
       
    • 動機づける・心に火をつける(Inspire)
       
    • 実行する・やり遂げる(Practice)

私の過去の経験をこの3つを視点に考えてみると、こうなる。
    • 絵を描く(Vision)…ビジョンの共有・認知を果たせていたかどうかを考えると、できていない。
       
    • 動機づける・心に火をつける(Inspire)…チーム全員をヤル気させることができたかどうかは、かなり「?」だ。
       
    • 実行する・やり遂げる(Practice)…いつも実行・成果ありきで考えがちだったので、この力はあると自負している。しかし、管理者である以上、強行突破で実行及び結果を出すことは可能。

むむぅ。どうも私にはリーダーシップは欠落しているようだ。

つまり、「サッカーチームを優勝させた」「大学祭を成功させた」「居酒屋の売上を伸ばした」ことで、リーダーシップを必ずしも証明はしないことが分かる。

さて、みなさんはどうですか? この3つの視点で、自分にリーダーシップがあるかどうか、考えてみましょう。

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