定数を使って連続計算する。 どんな時に使うのか、ぴんとこない方も多いと思うのですが、
経理を担当している方は、このような計算をする機会もあるかもしれません。 例2≫ 社員旅行の会社負担分750.000円を、所属人数を基準に支店に配分する。
支店や部署毎に損益計算している時に、必要となる経費の配布(按分・比例配分)。これを素早く行う時に、定数計算機能は役に立ちますよ。 では、計算してみましょう。まず、会社負担額の750.000円を、人数で割り、それを定数として人数を掛けていくのです。
余談になるかもですが、 日商簿記検定2級以上に合格するために必要な工業簿記では、 費用を分けるためになんらかの基準を使って算出された定数を、配布率と言い、こういった計算が必要な問題は、 『製造間接費』の配布等で、必ず出てきます。 限られた試験の時間内で、これをすばやくするには、この定数計算機能は必須と言えるでしょう。 これから簿記検定にチャレンジしようと思われる方はぜひ、そうでない方もお暇な時に、普段お使いの電卓がどうなのか…試してみて下さいね。 【関連ガイド記事・コラム】 触れずのキー?で素早く計算! GTとメモリーキーを使ったことのない方はぜひ読んで下さいね。 |
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