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知っておきたい電卓の基本操作…第2弾です イコール連打!で素早く計算!(5ページ目)

教えてくれる人がいなければ、知らないままになってしまいそうな電卓の基本操作。今回はイコールキーの隠れた?機能…『定数計算』をご説明いたします。

執筆者:平井 実穂子

定数を使って連続計算する。このことが

例2≫社員旅行の会社負担分750.000円を、
所属人数を基準に支店に配分する。
所属人数 負担額
A支店 10人 300
B支店 20人 250
C支店 40人 800
本店 50人 1,350
合計 120人 750.000円

では、計算してみましょう。

キーの操作 計算結果(負担額)
定数算出
7 5 0 0 0 0 ÷ 1 2 0 ×
6,250
定数確定
× (カシオのみ必要)*注
A支店
1 0 =
62,500
B支店
2 0 =
125,000
C支店
4 0 =
8002250.000
本店
5 0 =
312.500
*注
その他のメーカーの場合は不要です。
また、ここでもう一度×を押しても、計算結果に影響はありません。


この場合の定数は、工業簿記では、配布率と言い、
『製造間接費』の配布問題等に必ず出てきます。
所属人数に限らず、なんらかの基準を使って、経費を分ける。
これをすばやくするには、先の定数計算機能は必須と言えるでしょう。

さらに、GTキーがある電卓なら、上の操作に続いて押せば、
検算
GT
750.000
合計額が正しく配分出来たか、検算することもできます。



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