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在宅、施設勤務のいい点・悪い点(3ページ目)

施設勤務と在宅(訪問介護)。働くなら、どちらがいいのでしょう? ここでは、施設勤務、在宅の持つ特徴から、そのメリット、デメリットを考えてみます。

執筆者:宮下 公美子

【利用者宅への直行直帰】
在宅の中でも、非常勤の登録制ホームヘルパーの場合、仕事は利用者宅へ自宅から直行し、そこから別の利用者宅にまわるか、自宅に帰るか。つまり直行直帰です。

自分の働いている職場である利用者宅に、同僚や自分を管理・評価する上司がいないというのは、のびのび働けるという点ではメリット。でも、自分を律していく自己管理能力が必要という点ではデメリットかも。フリーで働いている私も感じることですが、一人で働きながら仕事へのモチベーションを保ち続けるのはなかなかつらいものです。

【働く日数、時間帯が選べる】
同じく登録制ホームヘルパーの場合、好きな時間、好きな曜日に働けるのは大きなメリット。子供の習い事の送り迎えをしながらでも、資格取得の学校に通いながらでも働けます。

しかし、場合によっては、時間が不規則になり、収入が安定しないという場合もあります。これは登録制のホームヘルパーの大きなデメリットで。固定の利用者宅を訪問するシステムになっている場合は、その利用者が入院したときなど、ガクッと仕事が減ってしまうということもあります。

在宅の特徴から考えたメリット、デメリットはざっとこんな感じでしょうか。では、次は施設の方を考えてみましょう。

>>次は施設勤務の特徴【多人数を介護する】【同僚と共に働く】
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