昨今の世界的な不況の影響により、秋以降、就職難の話題で持ちきりです。栄養士の求人は現在どのような状況なのでしょうか? 今回は栄養士養成施設である戸板女子短期大学の学務部進路就職課、課長押切京子さんと関口麻理さんにお話をうかがいました。

給食会社、保育園の栄養士業務は増加傾向


栄養士求人
卒業した後でも、母校の進路就職課を訪ねて相談することで、希望の仕事が見つかる可能性がある
ガイド:
最近の新卒者の栄養士求人についてお話を聞かせていただけますか? 今年の秋以降、不景気により急に求人数が減ったと言われていますが……。

押切京子さん:
実は、栄養士の求人は、昨年に比べて微かですが増えています。一般事務職の求人もいただいてますが、そちらは9月以降、急激に減ったのに対して、栄養士職は増えているのです。

ガイド:
では、どんな仕事が実際に増えているのですか?

押切さん:
増加傾向にあるのは、給食会社や保育園の栄養士業務です。保育園の求人は受託給食会社以外に直営も増えています。

ガイド:
既卒者の求人についてはいかがですか?

押切さん:
こちらも増えていますね。やはり栄養士業務は資格を生かす仕事であり、2年間在学して勉強しないと取得できない資格ですから、大変強みになります。パートやアルバイトとして働くとしても、資格があってできる仕事です。経験者は優遇されますが、未経験でも可能な職場も多くあります。

関口麻理さん:
卒業後、既卒者求人の情報を求めて来校する卒業生がたくさんいます。進学したり、一度、一般事務職で仕事を経験した後に、栄養士としての就職を希望して相談に見えることもありますよ。実際、ブランクがあっても栄養士として仕事を始める人はいます。本学では既卒者に対しても、アットホームな対応で応援しているんです。