介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の転職ノウハウ

病院事務職→グループH介護職<前編>(2ページ目)

介護・福祉業界への転職経験者の声を紹介するシリーズ5弾。今回は41歳、未経験、男性で、病院事務職からグループホーム介護職へ常勤での転職成功談の【前編】。

執筆者:宮下 公美子

【どんな転職活動をした?】
 ヘルパー講座の受講中も受講後も、ハローワークや求人誌、新聞などで、ヘルパーや介護職の仕事を探し続けました。求人が出ていなくても、履歴書を持って飛び込みで訪れ、働きたいと訴えたこともありました。ヘルパーの資格もとったし、介護の仕事で食べて行こうとはっきり決めていましたから、就職活動は苦になりませんでしたね。

10か所以上の事業者、施設に書類を出しましたが、面接までこぎ着けたのは、2か所だけ。幸い活動して3か月ほどで、グループホームに常勤で採用になりました。面接では「資格は必要条件であっても十分条件ではない」「介護の技術は焦らずじっくり覚えていけばいい」「結局は人間同士だから、心ある介護を目指そう」という面接官の言葉が印象に残っています。

面接の際には、ヘルパー資格以外の特技、私の場合はピアノがひけることを積極的にアピールしました。未経験で、40歳代で、しかも男性で、常勤の介護の仕事に就きたいというのは、かなり難しいと自覚していました。であれば、何かプラスアルファがないと、採用に結びつかない、と思いまして。

それは特技でなくてもいいと思います。ただ、大勢のヘルパー、介護職志望者の中から抜きんでるためには、何か面接官に訴えかけるアピールポイントは必要でしょう。
 採用になった今は、もちろん介護の仕事が主ですが、週一回のレクリエーションの時には、エレクトーンを弾いたりもしています。

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……というわけで、前編の今回はほんのさわりだけ。
後編では、
未経験での転職希望者の心構え満載の
 【転職活動中に考えていたことは?】
気になる【現在の勤務体制と給与は?】
この方の転職成功のポイントを宮下なりに分析してみた
 【彼の転職成功のポイント整理/by宮下】
です。

きっと参考になる内容ですので、ぜひ読んでくださいね!

【このシリーズのバックナンバー】
私の転職●1 福祉ヘルパー→個人契約ヘルパー  【個人契約は利用者との相性が重要】
私の転職●2 民間のヘルパー→社協のヘルパー  【ヘルパー登録は複数の事業者に】
私の転職●3 事務機器営業→訪問入浴ヘルパー  【未経験だからチーム仕事を狙う】
私の転職●4 病院事務職→老健介護職  【30歳過ぎで常勤職をゲット】
私の転職●6 病院事務職→グループH介護職 <後編>  【40代、未経験、男性で転職成功!】
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