わかりにくいケアマネ受験の実務経験

最近、介護の仕事についた知人から、「何も知らないで勤め始めたら、ここって、介護の仕事として実務経験に入らないってわかったの。いずれはケアマネジャーを取りたいと思っていたのにショック!」という声を聞きました。そうなんです。ケアマネジャーの実務経験として認められる職場とそうでない職場って、ものすごくわかりにくいのです。

ケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格は、とても複雑です。

●介護福祉士や看護師などの国家資格を持ち、その分野での実務経験が5年以上ある
●施設等において必置とされている相談援助業務または法律に定められた相談援助業務の実務経験が5年以上ある
●社会福祉主事の任用資格を持っているか、ホームヘルパー2級修了で、相談援助業務か介護等の業務の実務経験が5年以上ある
●社会福祉主事もヘルパー2級も持たないが、施設等において必置とされている相談援助業務または法律に定められた相談援助業務の実務経験が1年以上あり、その他の相談援助、介護等の業務と合わせて実務経験が5年以上ある
●無資格だけれど、介護等の業務の経験が10年以上ある

このいずれかに該当すれば、受験することができます。
(詳しくは介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件の詳細を見て)

実務経験にならない職場・仕事って?

では、実務経験に認定されない職場・仕事とはどこなのか?

意外に多い勘違いは、一般病院の看護助手 。この職種の募集の際、ホームヘルパー2級修了が資格要件として掲げられていたり、「ケアワーカー」という職種名で募集されていたりするので、勘違いするケースが多いようです。医療職やソーシャルワーカーでない方が病院で働いて、ケアマネジャー受験の実務経験として認められるのは、介護療養型病床だけです。 これから就職活動をしようという方、お間違えなく! でもこの介護療養型病床、いずれ廃止になるようですね(2005年12月22日の日経新聞によると)。

病院のリハビリテーションセンターのリハビリ助手のような職種も、実務経験にはなりません。病院系で介護職として働いて実務経験として認められるのは、介護保険施行以降の病院併設デイケアセンター(通所リハビリテーション)の介護職ぐらいです。

また、都道府県や市町村で独自に設置している介護系施設も認定されるかどうかとても微妙。例えば、横浜市で設置している「中途障害者地域活動センター」。おふろのないデイサービセンターのような事業をしていますが、この職場は認定されません。

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