介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の仕事

社会福祉士ってなに?

ソーシャルワーカーの国家資格である社会福祉士。どんな資格かと、職場、仕事内容を、簡潔に紹介しました。社会福祉士についてちょっと知りたくなったときにはまずこの記事をチェック!

執筆者:宮下 公美子

どんな資格なの?

社会福祉系の相談・援助の専門職としての国家資格。高卒者は4年間の実務経験があれば(4年制一般大卒者の場合は実務経験なしで)、1年以上の厚生労働省指定養成施設を経て、年1回1月に実施される国家試験に合格すれば社会福祉士として登録できる。国家試験合格率は30%弱。

どんな職場がある?

地域包括支援センター、特別養護老人ホーム 、老人保健施設、病院、デイサービスセンター(通所介護)、民間の有料老人ホーム 、社会福祉協議会、身体障害者更生施設 などの障害者施設、更生施設などの生活困窮者施設、福祉事務所などの行政機関など。

どんな仕事なの?

高齢者や障害者、生活困窮者など、日常生活上、さまざまな困難を抱えた人たちに対して、福祉に関する相談に乗り、困難を軽減するための助言、指導を行う役割を担う。職場によって、仕事内容にかなり違いがある。

介護保険制度がスタートした2000年4月、新しい「成年後見制度」が制定され、今後、社会福祉士を後見人に選任するケースが増えるのではないかと予想されている。弁護士と共同事務所を開き、後見契約を扱っていく、ということが増えるかも?

また、2006年4月からは高齢者の介護予防や虐待への対応をになう「地域包括支援センター」に、社会福祉士が基本的には1人配置されることになった。

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