介護・福祉業界で働く・転職する/栄養士・管理栄養士の仕事

キレイな栄養士を育てる! 教育・研究の仕事(3ページ目)

栄養士・管理栄養士をキレイにしたいというお考えで教育・研究の仕事をされている野田艶子さんに、どのようにして仕事についたのか、今後の活動などについてお話をうかがいました。

執筆者:大石 淳子

教育・研究の仕事のやりがいは?

栄養指導媒体
栄養指導の授業で行った媒体作り。
ガイド:
授業を行うための準備もお仕事になりますね?

野田さん:
1コマは90分なのですが、授業を行う前までに毎回資料作りをし、話す内容を練習しています。授業の30分前には、学生が研究室にいても席をはずしてもらい一人になって雑念を払い、静かな気持ちで研究室を出て教壇に立ちます。教えることにいつも新鮮な気持ちと緊張感を自分に与えるため、授業に出るときは1度も同じ服装で立ったことはありません。

学生に役立つことをとにかく伝えたくて、綿密な準備をして授業を行っています。教えれば教えるほどいろいろなことを教えたくなってしまうものなのですよ。常に自分も研究と情報収集をして学んでいます。

ガイド:
教育、研究のお仕事のやりがいはどのようなことでしょうか?

野田さん:
学生がきれいな栄養士となって活躍してもらうことがなによりうれしく、やりがいを感じます。そこで大学で習ったことが生かされます。セレブになりなさい、と学生に言っています。セレブはセレブでも健康セレブよ! と。

たとえ初めは栄養士として仕事をしなかったとしても、健康美人でお仕事をしていれば、その職場で食事のアドバイスをすることになるかもしれません。高齢になっても肌が美しくケアされていることは、自信につながります。肌に気をつかうことは横着ではできない、働き者だからできることなのです。

次のページではどうしたら教育・研究の仕事につけるのか、展望などについてうかがいます!
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