仕事の内容が同じなら実をとったTさん
しかし、最終的にTさんは、スピードアップして、今すぐ転職活動をすることにしました。その理由は2つです。
景気が悪くなってくるなか、このままでは転職自体ができなくなるかもしれないという危惧が、現実のものになってきていたことがひとつ。もうひとつは、会社名は憧れの会社があるものの、仕事内容でいえば、他の会社もとりたてて変わるものがあったわけではないこと。他の会社に入っても、やりたいとおもうコンサルティングの仕事はできるため、実を取ることにされたのです。
3社を受けて、11月の暮れから年をはさんで活動をして、1社から1月初旬に内定がでました。最初は面接などは苦戦され、内定は出なくてもおかしくなかったのですが、最後にアピール方法を工夫されて、しっかりと自分の能力を伝えることができたおかげで、内定となりました。
ただ、コンサルティングの能力はやや未知数のため、それほどよいランクでのオファーではなく、年俸面では前職と同程度が維持できるくらいでした。
Tさんは、オファーをうけ、今年の4月からそのコンサルティング会社で働いています。