コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサル志望者必見 コンサル業界用語 2

今回は、To be、As is、デリバラブル、チャージレート、チャージャビリティ、などなど。皆さんはどれだけ知っていますか?

執筆者:大石 哲之

前回にひきつづき、面接等でよく出てくるコンサルタント用語を解説します。

まずは、よく使われる用語から。

アサイン

アサインとは、プロジェクトにコンサルタントがメンバーとして参加することをいいます。英語の「割り当て」という意味です。

「君はどういうプロジェクトにアサインされたい?」
「採用されたら、B社のジョブにアサインを考えているけど?」

といった具合です。
「アサイン」の反対語は「リリース」で、これはプロジェクトから抜けることをいいます。

アジェンダ

アジェンダ。検討課題と訳されることが多いようです。ミーティングやプレゼンテーションに先だって、「今日はこれこれこういうことを議論します」ということで、紙が一枚、課題や検討事項が箇条書きになっています。
面接の強者で、自己紹介のアジェンダをつくって、面接官に渡した人がいます。ちなみに合格しました。

To be / As is

これも、連発されることがあります。To beとは、「あるべき姿」という意味で、「通販コールセンターのTo beモデル」といった使われ方をします。通販コールセンターとして、理想の、本来あるべき姿をTo beという風に表現します。その一方で、現在の姿を、As isをいいます。コンサルティングは、To beを描く一方で、As isを把握し、そのギャップを埋める方策を考えることとも言えます。「As isでなくTo beを考えろ」とよくいわれます。

転じて、コンサルタントは何でもTo be、As isを連発しがちで、ときどき会話に苦労することもありです。
「君の、キャリアにおけるTo beは何?」
「As isとのギャップはなんだと思う?」
といった具合です。
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