まずは、よく使われる用語から。
アサイン
アサインとは、プロジェクトにコンサルタントがメンバーとして参加することをいいます。英語の「割り当て」という意味です。「君はどういうプロジェクトにアサインされたい?」
「採用されたら、B社のジョブにアサインを考えているけど?」
といった具合です。
「アサイン」の反対語は「リリース」で、これはプロジェクトから抜けることをいいます。
アジェンダ
アジェンダ。検討課題と訳されることが多いようです。ミーティングやプレゼンテーションに先だって、「今日はこれこれこういうことを議論します」ということで、紙が一枚、課題や検討事項が箇条書きになっています。面接の強者で、自己紹介のアジェンダをつくって、面接官に渡した人がいます。ちなみに合格しました。
To be / As is
これも、連発されることがあります。To beとは、「あるべき姿」という意味で、「通販コールセンターのTo beモデル」といった使われ方をします。通販コールセンターとして、理想の、本来あるべき姿をTo beという風に表現します。その一方で、現在の姿を、As isをいいます。コンサルティングは、To beを描く一方で、As isを把握し、そのギャップを埋める方策を考えることとも言えます。「As isでなくTo beを考えろ」とよくいわれます。転じて、コンサルタントは何でもTo be、As isを連発しがちで、ときどき会話に苦労することもありです。
「君の、キャリアにおけるTo beは何?」
「As isとのギャップはなんだと思う?」
といった具合です。