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常識にとらわれない判断(2ページ目)

私たちが普段「当たり前」だと思っている世間の常識。でもそれって本当にアナタにとって「正しい」のでしょうか?

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

黒人が大統領になれるはずがない時代は過去のものに


例を一つ。先日、アメリカ合衆国大統領選で、バラク・オバマ氏が初のアフリカ系大統領になることが決まりました。黒人に対する差別は根強く、多くの人たちは黒人の方々も含め、まさかこんなに早く、黒人がアメリカ大統領になるだなんて、思ってもみなかったことでしょう。しかしオバマ氏は自らの意志でやりたい事に果敢に挑戦し、そして見事常識を覆しました。


ちょっと前まで、女子には無理だった


つい28年前に行われたモスクワ五輪では、女子の最長種目は1500メートル走だったそうです。女子には長距離は無理だと思われていましたが、今では42.195キロのフルマラソンが女子の正式種目になり、プロの選手はもちろん、市民ランナーの女性達も挑戦する種目になりました。それ以外にも女子サッカー、女子ラグビー、女子野球など、女性が活躍する競技が増えましたね。


女性は家事と育児をすればいい?

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家事をこなせる男性も増えている
私たちに身近な事例で言えば、やはり女性の社会進出です。男性が仕事、女性は家事・育児に専念という考え方が一般的でしたが、現在では共働きが増え、あるいは男性が家庭に入るという逆転現象もわずかですが増えてきています。


年々増えてきた働く女性達。少し前まで
「子供を保育園に預けてまで母親が働くのはかわいそう」
「なぜそうまでして働くのか?」


なんて言われる人も多かったでしょう。(もしかしたら今も?)そんなことを言われるたび、母親は「子供に申し訳ない」と思い詰めてしまいます。でも本当にかわいそうなのでしょうか?

育児のプロにみてもらえて、友達がたくさんいて、生活のルールを学べて、栄養バランスの良い食事やおやつも食べられる。全然かわいそうではありません!比較するから悩むんです。そうせざるを得ない状況にあり、子供にとってタメになる時間を安全な場所で過ごしているならいいではありませんか。

むしろ最近は「なぜ働かないの?」と聞かれる専業主婦が増えているように感じます。


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