大学院は将来の幸せを保証するものじゃない
私の転職、そして大学院入学は共にチャンスに恵まれただけ、という気もします。もちろん、この「チャンスの波」を見極め、波に乗る本人の努力が大事だとも思いますが、私の場合、自分の技量をあまり考えず、え~いと「大波」に乗ってしまう無鉄砲さが幸いしたのも事実です。「落ちてもいいや!」位の気持ちがありました。
社会人はどうしても手堅く考えがちですが、あまり考えすぎても、転職や大学院へ行くことは難しくなると思います。何故なら、転職も大学院生活にしても、それが成功とか幸せを保証するものではないからです。
大学院での研究活動ならびに学位取得が、自分にとってどういうメリットがあるのか?徹底的に考えた上でメリットがあると決断できなければ、大学院はお薦めできないのは事実ですし、年齢が高くなればなるほどお薦め度が下がるのも本音です。
仮に学位を取得できたとしても、大学卒業後、ストレートで学位を取得した若い研究者たち以上の研究能力、ならびにオリジナリティーがあるでしょうか?
「良い波」に信じて乗ってみる勇気を持つ!
私の場合、学位取得後の人生を考えると、年齢のハンデは相当なものだと考えています。しかし、それでも今回チャンスの波に乗りました。「良い波」が来た場合、信じて乗ってみる勇気を持つのも一つの手だと思います!
社会人大学院生になって間もないですが、今のところ、充実した毎日を送っています。その雰囲気はブログで感じていただける事と思います。ご興味があれば、是非ご覧下さい。
【薬剤師の社会人大学院生ライフ】 今回インタビューに応じて下さったRさんのページ。 |
(ガイド西島より)
現在、大学院での博士号取得を目指し、薬剤師の仕事と大学院での研究を両立させ、国内だけでなく、世界中に予防医学を浸透させる、そして薬剤師の職能を向上させる提案もしていきたい、というRさん。きっと強い意志と信念で夢を実現させることでしょう。その夢が叶う日が来るのを、本当に楽しみにしています。
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