通信教育制の大学
また通学が困難な場合は、通信教育がおすすめだ。通信教育の場合、ほとんどの大学では入試がなく、書類審査のみで入学が許可される。通学制に比べ、学費が安く、通学負担もなく、自分のペースで学べるのが特徴。大学から送付されるテキストで勉強し、宿題やレポートを提出。試験は基本的にその大学に行って受けることになるが、最近では地方各所にもキャンパスを設置し、そこで試験を受けられるようにするなど、学生の便宜をはかっている。また通信とは言え、スクーリング(大学等で行われる授業)出席を義務付けている大学も多く、全く学校に行かないで済む訳ではない。
通信は楽だと思う方もいるかもしれないが、実際は自分で時間をコントロールしなければならず、また周りに同じ状況の人がいないため、孤独になりがちで、強い意志が要求される。心配されるレベルだが、通信教育の場合、まさに自分次第だ。教材は一定レベルだが、本人のやる気次第で、高レベルにも低レベルにも出来る。最近ではインターネットの普及により、通信学生同士の交流はかなり活発で、逆に全国各地に友人が出来るなどのメリットもある。