自分らしく働き、生きるために(2ページ目)

有能な人材を埋もれさせるのはもったいない！

再就職・起業を目指す女性のためのハッピーキャリア支援プログラム開発者の大内章子准教授

このプログラムを開発したのは、関西学院大学の大内章子准教授。会社員経験を経て、経営学（人的資源管理）を学ぶため、大学院に進学。現在2人のお子さんを育てながら関西学院大学専門職大学院　経営戦略研究科（ビジネススクール）で教鞭をふるっています。

（西島）なぜ今回、女性の再就職や起業を支援するプログラムを作ったのですか？
（大内准教授）この｢社会人学び直しプログラム｣の募集があることを知った時、育児や介護、転勤などで離職していった方々のことを思いました。

私自身、総合商社に総合職で勤務した経験がありますが、商社では男性は皆帰りが遅く、夕食が要るときだけ家に電話をするという感じです。男性がこんな働き方をしていたら、女性は、特に出産後は、スーパーウーマンでない限り辞めざるをえない、どうしてそんなにみんな働くのだろうか、と考えました。

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