マンションの共用部分は管理組合が管理する
あなたはマンション派でしょうか? それとも戸建て派ですか? 決めかねている人でも、家を買うときにはどちらかを選ばなければなりません。それぞれの特徴から確認していきましょう。利便性の高い立地に建つことが多いマンション
これに対し、戸建ては土地・建物ともすべて買った人の所有物です。室内を自由にリフォームできますし、法規制さえ守れば建物を増築することもできます。つまり、所有する人がすべて自分の責任で管理するという点がマンションとの大きな違いです。
マンションは駅の近くでも割安な場合が多い
では戸建てと比べたときの、マンションのメリットとはなんでしょうか。まず一つの土地・建物に多くの家族が住めるで、1戸当たりに必要な土地の広さが小さくて済みます。物件価格に占める土地の割合が小さいので、駅に近くて地価の高い場所でも割安な価格で住戸を販売できるのです。つまり同じ予算でもマンションのほうが便利な場所に住みやすいということになります。また大規模なマンションでは共用施設が充実しているケースが多くなっています。共用施設とは椅子やテーブルが置いてあるラウンジ、子どもを遊ばせられるキッズルーム、来客を泊められるゲストルームのほか、スポーツジムや図書ルームなどのことです。これらは有料の場合もありますが、利用料は概して割安になっています。こうした共用施設をはじめ、共用部分は管理組合の委託を受けた管理会社が日常的に管理する場合が多いので、自分で掃除などをする必要はありません。
住み心地に関しては、室内に階段や段差がない物件が多いので、小さな子どもや高齢者でも住みやすいと言えます。またマンションは上下左右を別の住戸に囲まれているケースが多く、気密性が高いので、冬でも室内が比較的暖かいケースが一般的です。玄関のカギをかけるだけで出かけられるなど、戸締りがしやすい点も挙げられるでしょう。高層階ならバルコニーからの眺めがよい点も、マンションならではの特徴です。