社会ニュース/よくわかる時事問題

半年間をおさらい! 上半期10大ニュース

2006年も上半期が終了。W杯はクヤシ~イの結果だったけど、この半年は、「お騒がせ事件度」満点のカレたちが話題を独占! そこで、お待たせ!上半期のニュース・ベストテンをいよいよ発表。えっ、あのカレが○位?!

執筆者:志田 玲子

梅雨明け宣言も間近?に迫り、いよいよ夏本番の季節到来! つまり、今年も上半期がジ・エンド!……とくれば、ヤッパリ振り返りたいのが、この半年に起こった注目ニュースたち。特に今年は、年明け早々、噂のカレが逮捕!で、大賑わいのスタート。その数ヵ月後には、あのカレも仲良く逮捕!と、とにかく、お騒がせ度満点の事件が大活躍した半年間。そんなカレたちって、一体なんでそんなことになったんだっけ? たくさんあり過ぎて、ほとんど覚えていないゼ……。
そこで、「お騒がせ事件度」を基準に選りすぐった、上半期ガイド・イチオシのベストテンをついに発表! 気になるあのニュースは、一体何位?
花火
トリノ五輪にWBCと、華やかなステージの陰で、談合など闇夜にうごめく犯罪が、次々と露見……。
写真提供:デジタル楽しみ村

【2006年上半期総集編、ガイド選りすぐりのニュース・ベストテン!】
■第10位…… 静香が「レイバック・イナバウアー」で、オンリーワンの金メダルをゲット!
■第 9位…… 防衛施設庁のナンバー3らを逮捕! 「官製談合」はヤッパリ、やめられない?止まらない?
■第 8位…… 野球の初代「世界一」はオレたちだゼ! WBCで日本が王座に
■第 7位…… 「シンドラー・ショック」で、思わずチェック! うちのエレベーターは大丈夫?
■第 6位…… 秋田県の子ども殺害事件、犯人はヤッパリ「近所の住人」?!


第10位: 静香が「レイバック・イナバウアー」で、オンリーワンの金メダルをゲット!(2月)

2月10日~26日、イタリア・トリノ市で開催されたトリノ五輪。112選手が参加した日本は大苦戦! ゲットしたメダルは、フィギュアスケートの荒川静香選手の金1個に留まりました。でも、体を後ろに反らして披露した「レイバック・イナバウアー」は、実に「クール・ビューティ」だったヨ! その人気で、女優デビューも飾り、フィギュアもプロ転向へ。一方、2番手人気は、イギリスなど強豪を相手に健闘した女子カーリングチームで、注目を浴びた「マリリン」こと本橋麻里選手。でも、7位の結果には、ヤッパリ「クヤシイ……」。

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第9位: 防衛施設庁のナンバー3らを逮捕! 「官製談合」はヤッパリ、やめられない?止まらない?(1月)

1月30日、防衛施設庁が発注する工事を巡り、ナント同庁の技術審議官らが競売入札妨害の容疑で逮捕! 技術審議官と言えば、同庁のナンバー3、しかも現職が逮捕とは、まさに前代未聞! 国土交通省や旧日本道路公団の橋梁工事などを舞台に、「官製談合」の嵐が吹き荒れた昨年に引続き、国民は「またかヨ!」と、口がアングリ……。不正の「パイプ役」=アマクダリOBのオネガイは、上下関係を引きずっているから断れない上、「官製談合」の超「甘い汁」は、ヤッパリ一度なめたら忘れられない?

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第8位: 野球の初代「世界一」はオレたちだゼ! WBCで日本が王座に(3月)

3月3日から、世界16カ国・地域が19日間にわたってアツ~イ闘いを演じた「第1回ワールド・ベースボール・クラシック」。「世界一」の座をゲットしたのは……ナント我らが王貞治監督率いる日本! アメリカ戦でのまさかの「判定変更」や韓国戦の惜敗にもメゲず、イチローに「数字を残しただけの人ではない。こんな人は、見たことがないヨ!」と言わしめた王監督は、監督業でも「世界の王」の名声を勝ち取りました。一方、「素晴らしいチーム」で「野球人生最高の日」を過ごしたイチローは、「日本の仲間」とのお別れに、超寂しげ……。

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第7位: 「シンドラー・ショック」で、思わずチェック! うちのエレベーターは大丈夫?(6月)

6月3日、都内住宅公社のマンションで、ドアが開いたまま上昇したエレベーターに男子高校生が挟まれ、圧死! その後、製造元「シンドラーエレベータ」社製のエレベーターに関するトラブルが、全国各地で次々と発覚。国関連施設のエレベーターでは、トラブル発生率がナント平均の2.7倍! でも、同社社長は、点検作業の中間報告の席上で「今のところ、安全に関係する重大な不具合は見つかっていないヨ」(7月3日)と、世間の批判にもドコ吹く風。少しは、「地獄の階段上り」を強いられる住人の身になってみて!

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第6位: 秋田県の子ども殺害事件、犯人はヤッパリ「近所の住人」?!(5月)

5月18日、秋田県能代市内の米代川川岸で、米山豪憲君(7歳)の絞殺死体を発見! 実は、これに先立つ4月10日にも、2軒隣に住む畠山彩香ちゃん(9歳)を水死体で発見! なぜ、近所に住む子どもが続けて2人も?と思ったら、6月4日に死体遺棄容疑で逮捕された彩香ちゃんの母親、鈴香容疑者が、ついに豪憲君の殺害を自供! おまけに、警察が当初、事故と発表した娘の死についても、「実は、橋から突き落とした」と、つい最近になって殺害を自白! 一体、なぜ2人を手にかけた? 真相究明は続く……。

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金メダルや「世界一」をゲット!と、晴れやかなニュースもあれば、中央官庁のナンバー3に「シンドラー・ショック」の社長と、事件派のカレたちも、堂々のランク・イン。あっ、カノジョ=鈴香容疑者もいたっけ! いたいけな子どもが犠牲になる事件は、本当に胸が痛みます……。
さて、上位ランクには、もっとグレード・アップした「お騒がせ事件度」満点!のカレたちが目白押し! あっ、ついにアイツも登場…… → 次のページへ
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