こうした事故での責任の所在によって適用される保険も変わります。
今月3日、東京の区民向け住宅でシンドラー社製のエレベーターによる死亡事故が起きました。

平成16年には六本木ヒルズの回転扉で起きた死亡事故もありましたし、施設管理という部分では歌舞伎町のビルで起きた火災による事故などまだ記憶に新しいところです。これらの事故でお亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



こうした事故はそれぞれメーカーによる責任、または施設管理者の責任など状況はそれぞれですが、今日はこうした場合の賠償責任保険について考えてみたいと思います。

一見こうしたことに対する保険は企業が加入していればいいことであって一個人には関係ないのではと考えることもあると思いますし、企業や事業者はこうしたことに注意を払うことは必要です。

但し施設管理という意味では例えばマンションなどの共同住宅では、そのマンションの施設管理に関する賠償責任がマンション管理組合に及ぶ場合もありますのでマンションの居住者やそうしたものを所有している人は決して他人ごとではないのです。


責任の所在によって適用される保険は異なる

このたびのシンドラー社製のエレベーターによる事故についてはまだその事故原因がはっきりしていませんが、一般的にメーカーとして製造したものに欠陥があってそれによる損害賠償事故が発生しているのであればメーカーが責任を問われるでしょう。

またメーカーの製造物責任だけでなく、施設管理の責任に関わるものであればその施設管理者や管理会社などの責任が問われるということもあります。

いずれにしても賠償責任保険を考えた場合、まずは責任の所在(原因)がどこにあるかということになります。