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意外と化けるかもしれない?! ユニクロ水着は成功するか?

カジュアル衣料品店「ユニクロ」は、今夏から水着市場に新規参入する。価格は1,000円(税込み)から2,990円(同)と“ユニクロ流”の低価格。今後の行方は?

執筆者:桑畑 穣太郎



(C)株式会社ファーストリテイリング

今度は水着!

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは13日、今夏から水着市場に新規参入すると発表しました。価格は1,000円(税込み)から2,990円(同)と“ユニクロ流”の低価格です。発売するのは、男性と女性、子供向けの計26タイプで、色は黒や赤、青など3~6色。デザインはシンプルなもので統一し、遊泳用だけでなく競泳用もそろえ、17日からインターネットで先行販売し、19日から全国の主要100店で発売。5月17日からは全634店で販売されます。さて、この水着戦略。今後の行方は?


ケータイがインナー(下着)を侵食している

これは某大手インナーメーカーの方からお聞きした話ですが、若年層においては、携帯電話の通話料・パケット料が1万円を超えるケースも多いため、その分インナー(下着)の支出が控えられているというのです。そうした背景から、ユニクロは水着の前に、下着も発売したのでしょう。ワコールやトリンプといった大手メーカーも既にそのことは分かっていて、低価格帯のブランドを直営店スタイルで立ち上げており、ユニクロ下着ともさほど大幅な価格差はない状況にあります。水着の場合はどうなるのでしょうか?次ページから【価格】【ターゲット】【価値】という3つの視点からみていきたいと思います。
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