● ガイドが思うところ
まず、明確になったことは、ソニーグループ売上のうち、約70%にあたるのは依然としてエレクトロニクスであるということです。
そして、エレクトロニクスの営業損失をゲーム分野がフォローしたものの、最終的には前年度比約40%減の営業利益となったということです。
また、映画や音楽はソニーの重要なノウハウでありブランド資産なのですが、売上や営業利益ベースで見ると、思ったほどではないという印象をお持ちの方が多かったのでは?
さらに、もっとこのノウハウやブランド資産をエレクトロニクス事業に活用することは本当にできなかったのか?
といった様々な問題意識も生まれてきます。
皆さんもこの数字を見ながら、問題意識を膨らませてみてください。
まずは、この現状認識を踏まえて、ソニー研究を次回のガイドコラムでも続けましょう。
それでは、また。
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