● 日本の元気を探せ!
日本はここ10年すっかり元気を失ったといわれます。
リストラ・合併・不良債権・倒産・失業率の増大・デフレ・・・。
普段、メディアがとりあげる記事といえば暗いテーマばかり・・・。
「ああ、この先日本はどうなってしまうのだろう・・・」
読み手がそう嘆きたくなるのもムリはありません。
「日本は本当に元気を失ってしまったのか?」
今回、ALL Aboutのビジネス・キャリアチャネルは、その疑問に総力をあげて立ちあがりました。
「そんなはずはない!今こそ、日本の元気を探すべきだ!」と。
チャネルプロデューサーの阿部さんから私に与えられたテーマ。
それは、「桑畑さんが普段感じている視点から日本の元気の見本となるような企業をいくつか紹介してほしい!」ということでした。
私はあえて独断と偏見で、普段、新聞・ビジネス誌・インターネットなどに接するなかで、印象に残った企業を頼りに、探し出すことにしました。
探してみて、私が感じたことはやはり共通点があったということ。
私の感想は最後のページにありますが、まず皆さん自身がどう思われるか、各企業の事業やサービスをホームページを通して感じてみてください。
● 元気の見本!注目の企業10
■ウェザーニューズ
http://www.wni.co.jp/
文字通り気象情報をビジネスにしている企業。
しかし、単に差別化された気象コンテンツを提供しているわけではなく、気象に左右される海・陸・空に関わるビジネスの意思決定を支援するサービスを提供していることが、真のノウハウのようです。
例えば、海の分野であれば気象状況を加味した推薦航路情報を提供し、安全で経済的な航海を支援し、陸の分野であれば、農業気象情報に基づいた農業災害防止や効率的な作業スケジューリングを可能にする対応策を提示するというように。
ウェザーニューズは世界の主要都市に営業拠点を広げ、世界中の気象予測を毎日行っています。「気象情報に基づいた意思決定支援ノウハウ」とは本当にすごい!
■テイクアンドギブニーズ
http://www.tgn.co.jp/
ウェディングを中心とする企画やコンサルティングを手がけるプロ集団として発足。
「感動を提供する」基本理念は、コンサルティングだけでなく直営店によるハウスウェディングまでに事業領域を拡張しています。
代表の野尻佳孝氏は29歳。2001年12月にはナスダック・ジャパン上場を果たしました。
パーティー文化はヨーロッパやアメリカのものだと思われがちですが、テイクアンドギブニーズの企画ノウハウと実行力をもってすれば、世界を席巻するアニバーサリープロデュースカンパニーになることが期待できます。
まだまだ続くよ!