各種キャプチャ方式
スタジオの上面には照明とカメラを設置し、主に上体の動きを抽出する。(バーチャルリアリティ展より) |
マーカーを装着せずにビデオ画像からソフトウェア的に特徴点を抽出して、動きをキャプチャする方式もある。座標点の抽出精度を如何に上げられるかが研究課題といえる。
機械式は、マーカーとトラッカーの一部を装着するために光学式に比べて重いが、無線LANを併用すると広範囲に対応できるなどの利点がある。
磁気式は光学式と比較し、隠れたマーカーを検知することができる一方、マーカー数に制限があり、機敏な動きには反応できないなどの欠点がある。
拡大する利用分野
モーションキャプチャは、病院などの医療機関で人の動きを取り込んだり、スポーツ医学の研究をするために利用されている。また、ゲームや映画の制作からテレビ番組・CM制作など、あらゆる3DCG制作場面で幅広く利用されている。(株)ジースポートはビデオ映像(2D)などから取り込んだ動画ファイル(AVI形式、MPEG形式)をもとに、関節へのマーキングやビデオ映像の色情報などからキャラクターの動作を解析し、3Dのモーションデータを生成するモーションキャプチャソフト「KROPS」を販売している。高価なハードウェアや特殊な設備が不要になってきている。これは東京大学にて CG 研究をしていたグループによって開発された。
このモーションキャプチャはCG以外にも、ロボットの遠隔操作用入力手段として利用されてきている。人型二足歩行ロボットの開発に伴い、この技術はますます進化のスピードを速めそうである。
<関連リンク集>
実用化途上の新技術
http://allabout.co.jp/career/invention/subject/
アイデアの発想法
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★☆出版案内です!タイトル ”磨け!閃き力”☆★http://allabout.co.jp/career/invention/recommend/