子供用防犯ブザーの必需品!

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ちょうど胸のところに防犯ブザーがあるので、とっさのとき簡単に手が届き、目立つ効果もある。写真提供:SAVE KIDS

 

今回も主婦の発明品を紹介したい。比較的新しいものであるが、主婦発明の特徴がわかりやすく出ている。商品名は“ブザーつりつり”であり、山形瑞恵さんの発明である。

この商品は、小学生に持たせている防犯ブザーを、ランドセルの肩ベルトにつけられるようにしたストラップ。とっさの時に確実に手が届き、ブザーを鳴らせるところが特長である。

現在、警察と学校は、子供が被害者となる略取誘拐事件が頻発していることから、子供に防犯ブザーや防犯ホイッスル等を携帯するよう指導している。たとえば東京都品川区では小学校40校に通う全児童に防犯ブザーを無料配布した。子どもたちの安全を最優先し、保護者や子どもたちの不安感を少しでも解消するためとの考えからによる。

緊急時に使えない防犯ブザー

しかし、防犯ブザーを紐で首にかけていると、不審者に首を締められ、かえって危険であり、学校でも防犯ブザーを首にかけないように指導しているところだ。

発明者の山形瑞恵さんは小学1年生の子供のいる主婦である。毎日、小学校に子供を送り出しながら、防犯ブザーを子供の首からかけずに持たすとなると、なくしたり忘れたりが心配だと、思っていた。親が服のポケットに防犯ブザーを入れて持ち歩かせても、必ずどこかで落としてきたり忘れたりしてしまう。

落としたり忘れたりしないようにするには、ランドセルにつけるのが一番確実だが、ランドセルの側面には適当なフックがなく、いざという時に手が届きにくいのだ。

そこで次ページのような考案を思いついた。