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米国防総省のDARPAと反重力装置のリフターの事例から UFOから生まれた(?)浮遊技術(2ページ目)

“現在わかっていない方法でしか達成できないプロジェクトの提案を募る”といった奇抜なアイデア募集で、数億円といった研究投資をする米国。既存の枠組みを打ち破った、発明投資へのパイオニア精神は凄い!

執筆者:木村 勝己

UFOから生まれたとの噂も!

リフターの浮遊の理屈は誰もはっきりとは理解していないそうであり、この技術はまだ「可能」だと証明されていない。ニューメキシコ州ロズウェルに墜落したUFOの破片から生まれたというものや、グラビティー・キャパシター(重力保存装置)の実験の途中に偶然に発見したとの噂も流れているようだ。

しかし開発者たちは真面目に取り組んでおり、電流を飛行機や列車や宇宙船などを持ち上げる力に変換したいとの意気込みである。

一見無謀な研究にも大きなベネフィットが!

宇宙の仕組みに関する奇妙な理論は、どのようなものでも研究する価値があるということだ。主要な科学的革新はすべて、最初に登場したときは冷笑されたと語っている。
前進するためには、科学者たちは不可能と思われることを探究する必要があるとのことである。

冒頭に紹介した奇抜な研究のアイデア募集も、この新たな前進の種を生み出すものである。研究そのものの実現はもとより事業化は程遠い内容であっても、そこから得られる既存の枠組みを打ち破った新発想は、従来技術からの大きなブレークスルーを引き出すということだ。

このような研究に大きな支援を出せるアメリカのパイオニア精神の土壌には敬服といったところである。

<関連リンク集>

American Antigravity(英語)
http://www.americanantigravity.com/


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