仕事で泣かせるプレゼンをするのは簡単? |
ビジネスでの感動は意外と簡単?
たとえば結婚式のスピーチ。たとえば送別会のスピーチ。どうせスピーチをするならば感動の渦に巻き込むようなスピーチをやりたいと思いますよね。私もそれについては日々研究しているつもりです。でも、スピーチで泣かせるのは、結構至難の業です。理由は期待が高いから。よほどのスピーチでその期待を上回らない限り、ホロリと泣いてくれるところまで持っていくのは大変です。多少のよい話をしたくらいでは「きたきた」みたいな感じで、想定の範囲内という風に思われてしまいます。
私は研修講師の仕事をしているわけですが、研修の場で笑いをとるのは、比較的簡単です。なぜなら、研修の場において笑いに対する期待が低いからです。ほんの少しのユーモアで結構笑いがとれてしまうんですよね。同じことをお笑い番組で見たとしても、クスリとも笑ってくれないはずですよ。
上記と同様の理由で、ビジネスの場では「泣かせのプレゼン」はスピーチで泣かせるよりも難易度は低いです。多くの人は、ビジネスの現場で感動する話が聞けると思っていないですから。
ビジネスで感動を引き起こすコツ
ここまでの話と関連するのですが、実際にビジネスの現場で相手を感動させるには2つの観点が必要だと思います。2つとはつまり、・感動する環境つくり
・感動しやすいネタつくり
です。
くわしくは、次のページでそれぞれお話ししていきますね。