9つのマスがあなたの答えを引き出す
なんの変哲もない9つのマスですが… |
例えば、中央のマスに「来年の目標は?」と書いてみましょう。これでもうあなたの手帳はコーチとなって、あなたにコーチングし始めています。マスを眺めてみてください。空白のマスに何か書きたくなってきませんか?
文字通り「スペース」を作って、空白のマスがあなたの答えをじっと待ってくれています。そして、中心には「来年の目標は?」という質問がいつもあります。まるでコーチがじっくりと質問を重ねてくれるかのようです。
そしてマスは1つだけではなく、8つあります。思いつくまま、まるでコーチに話すように、来年の目標を一つずつ、マスに書いてみてください。「ほかにありませんか?」というコーチの問いに答えるように、自分に問いかけながらいくつもの答えをマスに書いていきましょう。
例えば、「海外旅行に行く」というのが挙がったとしましょう。今度はこの言葉を新しいマンダラートの中心に書いてみてください。中心のマスには「海外旅行に行く」。そして周辺の8つのマスは空白。>
どんどん目標が明確になります |
するとあなたは自分に対して自然と問いかけているのに気づくでしょう。
「どこに行きたいんだろう?」
「だれと行きたいんだろう?」
「いつごろ行きたいんだろう?」
「どんな旅行をしたいんだろう?」
「海外旅行で何を得たいんだろう?」
そんな問いに導かれて空白のマスを埋めていくうちに、あなたの来年の目標がだんだんと明確になったのに気づくでしょう。こんなふうにあなたの手帳はあなたのコーチにもなってくれるのです。
これからあなたは、手帳とどんなふうに付き合って過ごしていきますか?
【参考文献】
■『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』(熊谷正寿著 かんき出版)
■『「成功」を呼び込む9つのマス』(今泉浩晃著 全日出版)
【関連サイト】
■クマガイ式「成功哲学の真髄」
■『一冊の手帳で夢は必ずかなう』に学ぶvol.1
■マンダラートとは?
■マンダラートのすすめ