皆さんに伝えたいこと
中川さんは最後に伝えたいことを3点に纏められました。1、本当の就職活動は入社してからということです。
入社はゴールではなく、あくまでも始まりに過ぎないということです。はじめの配属が天職であるとは限りません。そういう意味で仕事を通して、就職活動をしているようなものです。
2、代替不可能な人材になることです。
相対的な存在ではなく、絶対的な存在です。オンリーワンということを目指されてはいかがでしょう。これは自分しか出来ないスキルを持つか、他社と比べ、圧倒的に卓越したスキルを持つと言う意味です。管理会計と言えば鈴木さん、税務については佐藤さん、クレーム処理と言えば田中さん、というように、直ぐに顔が浮かぶ存在になるかどうかです。
3、何のために働くかということです。
プロとして本当の価値を生み出す存在になること、仕事を通じて社会に貢献することです。お金はあくまでも結果論です。リーマンブラザーズの経営破たん等で、経済市場主義から原点回帰が求められている昨今です。結局のところ、職業とは「個性と能力の社会化」ということなのでしょう。
以上、中川さんの講演をベースに、少々手を加えさせていただき、今回は記事化いたしました。皆さんにとってのキャリアプランニングのヒントにして下さい。
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