キャリアプラン/キャリアアップの方法

やる気の持続は完成度7割をイメージする(3ページ目)

前号に引き続き、今月は、五月病から逃れるために、やる気を維持する方法がテーマです。今回は7割の完成率で取り組む方法と成功イメージの作り方を紹介します。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド

自分の中に成功イメージをもつ

常に成功イメージを持つことがやる気を高める
また、自分の中に成功イメージをもつことも、モチベーションの維持につながります。自分の目標を達成した時の姿とそのプロセスを毎日具体的にイメージしてみるのです。これを日々何度も繰り返します。時間は寝る前や出勤時の電車の中でも構いません。

成功した時の自分とそれまでのプロセスを具体的にイメージすることによって潜在意識に刷り込まれていき、自分が行動をとる際に常に「自分の成功イメージ」につながるようになります。

自分が目標や夢としているものを、すでに達成している人の話を聞いたり、見たり、写真として手帳に貼ったりするのも効果的です。例えば、レクサスが欲しいという夢を持っているのならば、手帳やノートに実際に、レクサスの写真を貼ってみます。ぐっとイメージが強くなるはずです。

疲れているのに、帰宅間際に上司から企画書の束を渡され次の日までにパソコンに打ち込んでおくように頼まれたとします。正直やりたくないと思うかもしれません。

そんな時に手帳にある「レクサス」の写真を見て、「これを手に入れるためには昇進する必要がある。昇進するならば上司の信頼をコツコツと積み上げておくべきである。だから、今日は疲れているけど頑張ってレクサスのためにこの仕事を片付けよう!」といった具合にモチベーションを上げることができるわけです。

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目標・目的を持つだけでやる気が高まる 
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