入社して5年が経過し、気が付くとそろそろ30歳。会社の中では後輩もでき、リーダー的な存在に。プライベートでもそろそろ結婚も考える頃。そんなあなたをイメージし、理想の40歳に辿り着くキャリアプランの方法を伝授します。

1.過去の棚卸しから自分軸を再確認する

今の自分の価値観は過去から現在までの「出会い」や「出来事」から形成される
今の会社、仕事に満足していますか?満足していれば、今の仕事を通して、スキルアップを図ればよいでしょう。逆に、満足していない状況であれば、異動や転職を考えます。入社5年程度経過したあなた。GWなど比較的余裕がある時期に、今後のキャリアを考えることは有効です。是非ともこの機会に以下を試して下さい。

まずは、キャリアを考える際の軸(価値観、大切にしたいことや譲れないもの)を再確認しましょう。これは過去から現在までの「出会い」「出来事」によって形成されます。

「出会い」としては学生時代の先生、会社の上司、運動部のコーチ・監督、習い事の師範など、幼少期から現在までを時系列で振り返って下さい。30歳であれば、幼少期、児童期、学生時代(中学・高校)、学生時代(大学)、社会人(現在)の5つでよいでしょう。その時代時代で影響を受けた人物は誰ですか? どんな教えを受け、今も貴方の行動に継承されていますか?

もう一つは「出来事」です。成功体験や失敗体験を振り返り、その体験からどんなことを学んだかを振り返ります。仕事柄、私は色々な方々にインタビュー調査をしましたが、成功体験よりも失敗体験から学んだと言う方が圧倒的に多かったです。その体験から同じ失敗をしないよう、学習し新しい行動習慣を確立していくのです。

30歳であれば失敗を取り戻せる世代、その意味ではどんどんチャレンジし、大いに失敗して下さい。重要なのはそこで学習し行動を変え、習慣化できるかに掛かってきます。

さらに、「生い立ち」も影響因の一つでしょう。もちろん、親や兄弟からの教えも価値観・職業観の形成に影響を与えるものです。以上、「出会い」や「出来事」に、「生い立ち」を加え、それぞれにおける教訓の共通項は何かを探していけば、自分の行動の拠りどころが発見できることになります。

2.現在の「強み」と「弱み」を再認識する

次の手順として、「現実の姿」を知ることです。どんな会社でも通用する能力や実績を保有しているかどうか、つまり、市場価値の視点で自分を「商品」として捉え、「強み」と「弱み」を整理することを行いましょう。

整理の仕方として、能力・スキル的な側面と、性格・パーソナリティー的な側面で分けると良いでしょう。前者は基本的で普遍的なものと、機能的で専門的なものに分け、「見える化」して下さい。社内でどんな評価を得ているかは人事考課やボーナスの査定等で把握出来ます。

やっかいなのは社外での評価。社外でのレベルを見るテスト(以下、■参考WEBページご参照)がありますので、これも一手でしょう。肌感覚で棚卸しするには異業種交流会や研究会などに参加するのがよいでしょう。発言内容や態度・顔つきを見ることで、自分の位置が理解できるでしょう。私も20代の頃から意識して社外の人と交わる会には参加して、絶えずレベルチェックをしてきたと思います。よい意味で刺激を受け、新しいことを始めるきっかけを創ってくれます。

次のページでは、ゴールの描き方から進めていきましょう。

■参考WEBページ
自分の強み・弱みを知る市場価値測定テスト
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転職力&年収査定テスト