予備校講師という仕事
▲東進予備校講師 T.C.C.Ltd取締役 安河内 哲也氏 福岡県生まれ。1889年上智大(外・英語)卒。東進ハイスクールの英語講師となり、人気講師として活躍。TOEIC990点(満点)を取得。著書に『TOEICテストをはじめからていねいに』『おとなのやりなおし英語学習法―これでTOEIC Test990点!!』など60冊以上。 |
最近では、小論文講師・樋口裕一氏が書いた『頭がいい人、悪い人の話し方』や、数学講師・細野真宏氏の『世界一わかりやすい株の本』などが、次々とベストセラーにランクイン。聞き手・読み手を魅了するテクニックに、思わず唸らされます。
彼らに憧れ、予備校講師を志した人も、多いと思います。驚いたことに、ベストセラー作家・山田真哉さん(『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』著者)もその1人でした。
華やかな予備校講師の世界。しかし、人気講師になれるのはごく一握り。完全実力主義で、講師同士の競争もし烈。予備校講師の寿命はわずか5年といわれるほどです。
TOEIC990点取ったカリスマ講師
これほど厳しい予備校業界を、約15年間生き抜き、今なお人気講師として活躍しているのが、東進衛星予備校の英語講師・安河内哲也先生です。安河内先生は、帰国子女でも留学経験者でもありませんが、TOEIC990点(満点)や通訳案内業試験や国連英検特A級などの英語資格を次々とクリア。その経験を生かした分かりやすい授業で、受験生の間では“カリスマ講師”として知られています。安河内先生は、いかに厳しい競争を勝ち抜き、トップの地位をキープし続けているのか? ビジネスパーソンに役立つヒントを得ようと、事務所を訪ね、お話を伺ってきました。
Contents
1.TOEIC990点取ったカリスマ講師
2.講師業の変化
3.生徒ニーズの変化
4.カリスマ講師の講義テクニック
5.人気講師のメディア使いこなし術
6.先が読めない講義が面白い