先が読めない講義が面白い

おとなのやりなおし英語学習法
おとなのやりなおし英語学習法―これでTOEIC Test990点!!
安河内:人間というのは“先が読めないもの”が一番面白いんですよ。先日、ある教材のCDを聞きましたが、すぐに飽きてしまいました。淡々と章立てで進んでゆくので、次に何が来るか分かってしまうからです。

最近の高校生の目は肥えています。私たちの世代と違い、面白いテレビやネットに囲まれて育っています。プロのお笑い芸人だって、ちょっと面白くなければ「つまんない―――」という具合です。高校生はかなり手強い相手ですね。

私の場合、衛星中継やDVDといった「動画メディア」経由で、生徒に講義をするケースがほとんどです。そこで大切なポイントが「必要以上にカメラの前でなれなれしくする」ことなんです。黒板にやたらデッカイ文字で書いたり、わざとコケたり(笑)―――。こうした工夫が生徒との距離を短くします。

生徒は、きれいに理路整然とした展開や板書になんて、興味ないんですよ。そんなの見ていても、眠くなるだけです。これまでの経験で言えるのは、人間は人間にしか興味がない、ということです。私もときに人間ムキ出しの感情で生徒に迫ったり、急に暗く沈黙したり、生徒が予期できない感情を注入することで、講義に人間味と変化を付けています。

Vol.2 「カリスマ講師になるキャリア」
Vol.3 「TOEIC990(満点)取得法」に続く

東進予備校講師
T.C.C.Ltd取締役 安河内 哲也氏

福岡県生まれ。1889年上智大学外国語学部英語学科卒業。東進ハイスクールの英語講師となり、以来人気講師として活躍。キヤノンなど大企業での社員研修(英語)講師も務める。英語関連資格を10以上持ち、TOEIC990点(満点)を取得。1級小型船舶操縦士、大型自動2輪免許なども取得している。著書に『TOEICテストをはじめからていねいに』『おとなのやりなおし英語学習法―これでTOEIC Test990点!!』など60冊以上。

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