ツカサグループ川又社長「ビデオカメラ日記」
▲ビデオカメラも日記ツール |
同社はバブル期に不動産含み益1000億円抱え、川又社長は日本を代表する大富豪になる。ところがバブル崩壊後、不動産価格は大幅に下落し、一転して1000億円の負債を抱えてしまう。「バブル崩壊を暗示するシグナルを見落とした」ことが反省点だった川又社長は、物事を極めて客観的に見つめることの大切さを痛感する。
その死の淵から同社をよみがえらせたのが、川又社長が考案したビデオカメラを使った日記術だ。その方法は、常にVCを手元に置き、とにかく気になることがあれば録画する。例えば、取材を受けるときには、取材スタッフの全員の顔などを数秒間録画する。外を歩いていて、いいと思う景色があればそれも録画する。
こうして蓄積した映像(1週間で約60分)を眺め、自分がそのとき思ったこと、感じたことを、ビジネスのヒントにつなげるのだ。
多くの人はせっかくひらめいたアイデアや、いいと感じたヒントも忘れてしまう。VCを使えば、ビジュアルでその印象を再現できる。書く作業が省けるし、情景といった細部までチェックできる。
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